今回の修理のご依頼は、iPhone6の水没復旧修理です。

 

奥さんがiPhone6を洗濯機で回してしまいました・・・ということでご主人がご来店です。

 

気付いたときに電源を切ろうと思ったけれど、画面が光ってないから、電源ボタンを押して光ったらまずいか？と思ってそのまま持って来て頂いたそうです。

 

その判断は良いと思います。画面を光らせる電流が走ったときに、濡れている基盤がショートして終了する場合があります。

 

ただ、4日前の出来事、と言うのが気にかかります。水没は時間との勝負。なるはやで持って来て頂ければと思います。

 

さて、まずは本体を分解してみましょう。本来、白いテープが水分と反応して真っ赤に染まっていますが、ショートの痕は特に見えません。行けるか？！

 

基盤をクリーニングして乾燥させます。画面やバッテリーも、濡れていたら水分を拭き取るのですが、ほとんど濡れてないですね。

 

十分に乾燥させたら、チェックをします。画面とバッテリーは検品機に付けてみると、電源が入り、光ってタッチもOK！あとは基盤が動作してくれればOKです。

 

元通りに組み立てて、電源を入れます・・・！

 

立ち上がりませんでした・・・。残念ですが復旧ならずです。

 

原因が何かの特定は難しいですが、強いて言うならば、時間の経過でしょうか。いろいろなご予定もあると思いますが、iPhoneが水没してしまったら、なる早でご来店ください。

 

電源が入るか確かめることは一番のNG行為ですので、絶対にやらないで、すぐにご来店くださいませ。

 

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