・一寸先は水没

 

1週間前にお風呂に沈めてしまった・・・というiPhone6の水没復旧修理を承りました。そのまま使い続けていたら、画面が映らなくなったそうです。しかし1週間経過していれば内部の乾燥も進んでいますし、案外、大丈夫かもしれません。

 

・・・

 

ダメでした・・・。

画面が光るところまでは回復できたものの、タッチが効きません。他の画面に変えても結果は同じでした。本体的なダメージが出てしまっているのですね。先ほどのショート痕でしょうか・・・。

 

データをバックアップできればいいのですが、タッチが効かないとなるとその操作もできません。パソコンに接続しiTunesを立ち上げても、iPhone画面の「このパソコンを信頼する」をタップしないとデータは抜けません・・・。

 

残念ながら、復旧までは届きませんでした。さてこの後はどうしましょうか？店舗にて買取したiPhone（同じキャリア）がありますので、中古販売する事は可能です。

 

しかし諸事情あって、色が変わるのは困る、との事でした。キャリアは同じでしたが、画面の周りの色が違っていたのです。

 

それでは、こうしましょう。お客様のアイフォンの外側を活かして、中の基板だけを販売用のアイフォンと交換するのです！

 

一度、組み上げたお客様のiPhone6を再び分解。基板を取り外します。

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販売用iPhone6も分解。基板を取り外します。

↓

販売用iPhone6から外した基板を、お客様のiPhone6に装着！

 

以上です。

外側の見た目は以前と同じ、もちろん電話番号も以前と同じです。中のデータは一度まっさらになりましたが・・・Apple IDとパスワードさえ入れてしまえば、アプリなどある程度は戻せます。

 

今回はバックアップが取られていなかったので、まっさらからの再スタートとなりました。バックアップをしっかりと取っていれば、水没など不測の事態が起こっても、バックアップしたところまでは戻せます。週に1回など、定期的にバックアップを取る習慣をつけておきましょう。