今回のご依頼は、iPhone6Plusの水没復旧です。

 

車に乗っていて、iPhoneを膝の上に載せていた。降りる時に、iPhoneの事を忘れて立ち上がったら、車の外の溝に落ちて水没しました・・・。

 

不幸なピタゴラスイッチが連動してしまったのですね・・・。

 

それでは復旧修理を試してみましょう！

 

本体の内部はガッツリ濡れています・・・。

まずは基板を取り外し、洗浄＆クリーニング。特にショートの痕は見られません。このまま乾燥させます。

 

次に画面やバッテリーを取り外します。やはりショートの痕は見えません。こちらも乾燥させます。

 

十分乾燥させたら、検品機で動作チェックをします。

 

画面：線が入って見えるけど、光ってタッチOK。

バッテリー：ちゃんと上がっていく。

 

あとは基板だけだ・・・！

 

基板を戻して画面やバッテリーも組み込み、いよいよ電源を入れて試します。電源オン・・・！

 

画面は光らない・・・と思って画面の裏を見ると、裏は光っています！しかし表は一切光らない・・・。

物凄く薄暗くしか光らず、ライトを当てるとかろうじて見えるような場合もありますが、今回は全く光りません・・・。

 

本体は、充電ケーブルを挿したり、マナースイッチの切替で、バイブが振動します。本体は生きている！

しかし画面の表を光らせる機能が死んでしまったのですね・・・。

 

当店では修理不能でお返しとなりました。

 

データだけでも取り出せるかチャレンジする、データ復旧もありますが、iCloudに4日前のデータが残っていることが分かり、とりあえず復旧依頼はありません。

 

以前には、転んだ拍子に水溜りにiPhoneを落としてしまった方もいらっしゃいました。

一寸先は闇、いつデータが飛んでしまうか分かりません。

 

バックアップは小まめに取っておきましょう。

 

iPhoneの水没でお困りの時は、お気軽にご相談ください。

絶対に復旧できる！とお約束はできませんが、出来る限りの事はいたします。

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